旅 「パリ・ベルギー(ブルージュ・ゲント・ブリュッセル)旅行」の記録
  2002年11月4日月曜日 パリ到着
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『今日の街はこんな街!』
『Paris/FRANCE』  誰でも知ってる世界の都、パリ滞在初日。
天気がいまいちでした。空港に着いた時にはすでに雨。日中も降ったりやんだりを繰り返していました。この季節はこうなんかなぁ。


『今日泊まったホテルは...』
『HOTEL L'ESPERANCE』 ★★
15,Rue Pascal 75005 PARIS
"L'ESPERANCE"とは『希望』という意味です。ある方の紹介でここに泊まりました。
ホテルのマダムはスペイン訛り(多分)が強かったです。そして日本人が好きみたいでしたが、私達のことを子供だと思っていたらしく、口調がいつも、『あらあら、お嬢ちゃんたち、どちたのかしら〜〜!あばばば〜〜〜!!』(^_^;)というカンジでした。とほほー。でも親切にしてくれたけど。


『今日見たのは...』

『Pantheon』(パンテオン/パリ)

 到着初日です。早朝6時過ぎに着きました。
ホテルにチェック・インして行動を開始したのはお昼前。 近くのレストランで腹ごしらえをして、カルチェ・ラタン方面にブラブラ歩いて行きました。
 まずパンテオンがあったので、入ってみました。入ってみて再認識!!あそこはフランス国に対して多大な貢献をした人々のための、『超巨大地下墓地(=クリプタ)』なんですね。今回新しく『墓地の住人(!?)』として迎えられた人が何人かいて、その紹介の垂れ幕がかかっていました。墓の中にも「人気墓」「不人気墓」があるようで、綺麗な花束が捧げられて部屋に灯りがともっている墓もあれば、薄暗く蜘蛛に巣を張られているような墓もあり、なかなか厳しいものがありました。墓にも二人部屋とか四人部屋とか個室とかあるんですね。眠っている人物の重要度により、扱いが違うのかしらん???とにかく大勢眠っていましたが、文学にも政治にも科学にも詳しくない私には誰が何をした人なのか皆目わからず。あ。キュリー夫人がいたのはわかった。
 それと、ここの1階の内壁には19世紀フランスの画家ピュヴィス・ド・シャヴァンヌの巨大な壁画(っていうか、キャンバスが壁に貼ってある。)があります。近くで見るとかなり荒いので、離れて見るのが良いでしょう。

『Eglise St-Etienne du Mont』
(サンテティエンヌ・デュ・モン教会/パリ)

 パンテオンの正面玄関を出てまっすぐ歩いて行くと、この教会がありました。特に観光地として有名でもない感じで、比較的新しいなー、という印象でした。それでもこの教会の起源は13世紀に遡るようです。現在のカタチになったのは17世紀とのこと。なるほど、だから私は「比較的新しいなー」と思ったのでした。(私が「こりゃ、古いなー」と思うのは、13世紀以前くらいに完成してるもの。)


『今日食べたのは...』
『Le Jardin d'Altemis』
  (アルテミスの庭)
(Rue Mouffetard/パリ)
 パリでの食事一発目はまあ当たりでした。プリンがちょっと粉っぽかったかな。このレストランはホテルのすぐ近く、ムフタール街という通りにあります。この近所で働いている、ビジネスマンと言うよりも、どちらかと言うと職人風の人達がお昼を食べに来るような店。この旅行中に食べた食事の中でも、かなり上位にランクされるお店でした。お昼のMenuで12ユーロくらいだったと思います。お薦めいたします。
では、
『給仕のお兄ちゃんの話』↓
をどうぞ!
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夜の『Le Jardin d'Altemis』
(よく見ると左隅に兄ちゃんのバイクらしき影が...)
『ASIE PRESTIGE』
(Rue Mouffetard/パリ)

 テイクアウトの中華の店です。たくさん買いすぎて食べきれませんでした。味はまあまあ、かな。
 買って部屋に帰ってから、食器類がまったく無いことに気付き、フロントにスプーン・フォーク・お皿を借りに行きました。この後も我々は、これと全く同じ過ちを繰り返すことになるのでありました...。
 私が『中華を買ってきたの。』と言うと、マダムに『まあ〜。お嬢ちゃんたち〜。あなたたち日本人でしょ〜。だったら日本食を食べなちゃ〜い♪』と諭されて(?)しまった。(でもパリくんだりまで来て、あんな『変な寿司』は食いたくねぇや!)
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『なんで地下足袋やねん!? ___ 給仕のお兄ちゃんの話』
 昼ご飯を食べに入ったレストラン『Le Jardin d'Altemis』の給仕のお兄ちゃんが、私達が店を出ようとすると、「待ってくれぇ〜!」と追いかけて来ました。「ナンダ?」と思っていると、店の前に止めてあった自分のバイクの荷物入れからナント『地下足袋』をひと箱出して来て、『これ見て見て!!』と言うのです。もう大笑い!「なんでこんなもん持ってるの〜?」と聞くと、「何でって?そりゃあ、僕は日本が大好きで、日本に友達がいて...(もちろん仏語。コーフン状態につき、以下略)地下足袋は日本で見つけて買って来たそうです。で、『この僕のスペシャル・シューズは何ていう名前なの?教えて教えて!』と言うので、「これはTABIと言うのだが、ただのTABIじゃない。スペシャルなTABIなんだ。」と説明して、箱に『JIKA-TABI』と書いてあげたらたいそう喜んでいました。日本人に会ったらいつか聞かないと!と、いつも持ち歩いて待っていたんでしょうかねぇ?外国人って変。
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『今日買ったものは...』
本日のお買い物は特に無し。
パリ北駅-ブリュッセル・ミディ駅往復のThalys(タリス=パリ-ベルギー間を走る新幹線TGVの愛称)のチケットを買っただけ。

※余談ですが、外国でチケット等を買う際には、出発前に日本でHPで時刻表など検索し下調べをしっかりして、希望の列車、出発到着日時、席の種類、枚数など、全部を紙に書いておいて、窓口で「これ下さい!」と見せると、ややこしいやり取りをせずとも大変スムーズに買えます。そして、後ろがつかえていても、聞きたいことは全部聞いて確認すること。こっちは言葉がよく解らないので窓口の人にすっごい嫌がられたこともあったけど、負けたらあかん!

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『本日の失敗』
 本日の失敗は特に無しです。チケットもちゃんと買えたしね。上出来!!



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