旅 「パリ・ベルギー(ブルージュ・ゲント・ブリュッセル)旅行」の記録
   2002年11月14日木曜日
パリ(フランス)
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『今日の街はこんな街!』
『PARIS/FRANCE』
(パリ/フランス)
●今日はブランド品お買い物デー!

 旅も終盤。パリに来たからには、買うものは買って帰らないとね。私は母と姉に頼まれたバッグを求めて行きました。今まで外国旅行に来て(国内旅行でもそうですが)、こういうマトモなお買い物をするのは初めて!店に入るのさえドキドキなのですが。果たして目的の品は無事買えたのか!?
↓下の『今日買ったものは...』をご覧下さい。


『今日泊まったホテルは...』
『HOTEL L'ESPERANCE』 ★★
15,Rue Pascal 75005 PARIS
●『アジアンな私達』

 このホテルのマダムはアジア人に友好的。1階のロビーには西洋陶磁に混じって、東洋陶磁が飾ってあります。アジア人のお客さんとの写真も。ただ単に、愛想良くしてくれただけでも大変有り難かった。白人の中には日本人を嫌う人も多いし、有色人種に対する態度は人によってすごく差がありますからね。


『今日見たのは...』
『HERMES』
(24, Rue Faubourg St-Honore 8e/パリ)
●エルメス本店に行っちゃった〜!!

 行っちゃったんですねー。エルメス本店。おまけにエルメス本店の『トイレ』にまで行ってしまいました。(ちょと自慢( ̄^ ̄)店に行く人は大勢いると思うけど、トイレは無いだろ〜!)同行のYっさんに話を聞いていると、やはりパリで買うのと日本で買うのとでは、値段が全然違うんだそうですね。思わず、いくつか買って日本で売りさばいたら儲かる!?と思ってしまいました。私達が行った日はそんなに混んでなくて、日本人のお客さんもあまり多くなかったです。
 こういう高級ブティックに限らず、大きな店の入り口、店内には必ずセキュリティの人が巡回していて、商品を扱う店員さんとははっきり区別された仕事をしています。見分けがつかないこともよくあって、セキュリティの人に「すいません。○○はどこにあります?」とか聞いて、「フルフル」と首を振られてしまうこともしばしば。

『Cartier』
(13, Rue de la Paix 2e/パリ)
●カルティエにも行っちゃった〜!!cartier

 『何てこったい!!この私が、パリはカルティエの店内に入ったなんて!!』
 自分でも恐ろしいことですが、店の中に入ってしまったのです。なぜ入ったかというと、頼まれた品を購入するためです。「買う」ことがわかってるので、堂々と入ればいいのですが...。まず入り口に警備兼ドアマンが立ってて、オートロックのドアを開けてくれます。おどおどと中に入ると、店頭に商品はほとんどありません。商談席がふたつありました。待合い席でしばらく待っていると、日本人の店員さんが出てきてくれました。(ここでかなり安心!)商談席に着いて、カタログで商品を確認してから、奥から現品を持ってきてくれます。この店員さんがいかにも外国暮らし長いです、という感じ。日本人じゃないみたいにキビキビしてて、『さすが世界のカルティエの店員さん。違うわ〜!』と感心いたしました。無事に商品を手に入れた我々は、ホテルを目指して一目散。商品はカルティエのバッグから出して、私の上着の内ポケットに。『まさかユニクロのお買い物袋を下げている貧乏そうな私達が、今数十万円相当のブランド品を運んでいるとは、みな夢にも思うまいよ〜〜!!』とほくそ笑みながら、しかし少々挙動不審になりながら、何とかホテルの部屋にたどりついた時には、ぐったり疲れきっておりました...。いやぁ〜!おもしろかった〜!


『今日食べたのは...』
『Le Robe et le Palais』
(Rue des Lavandieres Sainte-Opportune 13/パリ)

 この店はシャトレ駅の近くにあります。お客さんは近所のビジネスマンが多そう。打ち合わせしがなら食べている人もいました。店の中には小さな絵が何枚も展示してあって、販売もしているようでした。画廊レストラン?かな。他にも絵を展示即売してるレストランはいくつかありましたよ。
 お味の方ですが。魚のホイル焼きは極く素朴でした。味付けというのがほとんどされてない感じ。こういうホイル包みのものは、まずナイフでホイルの上から十字に切り込みを入れてから、ナイフとフォークでおもむろにホイルを開いて食べるのですね。ホイルを切らずに開けようと苦心してしまいました。私はマナー知らず(*^^*ゞキノコと何とかのナントカ(すいません。うろ覚えで。)はしっかりした味付けでした。ここで食べた料理はどちらも脂っこくなく、あっさりしていました。

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『Le Bistrot St-Emillion』
(Rue de la Harpe 43/パリ) 

 どこで何を食べるか!?悩んだ末、「歩き方」に載っていたサン・ミッシェルのこのレストランへ。このお店は値段の割に味も良かったですよ。グラス・ワインも飲んで15ユーロ。量も多いし、夜にしてはとっても安い!!ニース風サラダはツナ・オリーブ・ゆで卵などがてんこ盛りになっていて、生野菜たっぷり!!満足しました。鮭もまあまあだった。ただ、プロフィトロールのシューの中味が生クリームだったのが、イマイチ。中はアイスクリームにしてくれよぉ〜(T-T)

 レストランの注文で、ちょっと進歩したのが、お水の注文。ミネラル・ウォーターはかなりいい値段取られるし、大きいボトルを頼むと残ることが多い。もったいない。ここまでミネラル・ウォーターとワイン、という風に頼んでいたけど、回りをよく観察してみると、ワインと、ミネラル・ウォーターではなく水差しの水を飲んでる人がいる。あれを頼んでみようとずっと思っていて、今回言ってみた。ただの水道水のことを『Carafe d'eau』(水差し)と呼ぶ。これならタダなんです。言ってみたら、ちゃんと解って持ってきてくれました。もっと早く言えば良かったわ。べつに恥ずかしがることではないようなので(だって、地元の人が普通に飲んでるもん。)、ミネラル・ウォーターがもったいないと思ったら、『Une carafe d'eau(ユヌ・キャラフ・ドー),s'il vous plait!』と頼んでみてください。
 ただ、食事中にワインを飲まず、食後にカフェも飲まないとなると、店の人にちょっと怪訝な顔をされる可能性が有り。(『日本人にはそういう習慣が無いのよ!』と言い切る気骨の有る人はそれで通しましょう。)食事の時にはワインかカフェ、どっちか頼んだら食事としてサマになるようです。なぜかと言われたら私にもわかりませんが、あちらの方はそうみたいですよ。食事が終わると必ず『カフェは?』と聞きに来て、『いらないわ。』と言うと、『なんてこった〜い!!』と、ものすごく落胆した表情をされるから(^_^;)

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『今日買ったものは...』
『La Samaritaine』
(ラ・サマリテーヌ)
(Rue de la Monnaie 1er/パリ)
cd●フランスのヒット曲を聴いてみよう!
 CD『droles de petits champions! 2』
 22.41ユーロ

 トイレを求めて(^_^;)、パリの老舗デパート『La Samaritaine』に行ってみました。そこでCD屋を発見。フランスで流行している曲を聴きたい!!朝ご飯を食べに行く店でかかっている、ラジオで流れているような大人の歌のCDを物色しましたが、どれがどれだか解らない。仕方がないので、10代の子が聴くようなCDを買ってみました。19曲中3分の1はアメリカのヒット曲とかぶってます。しかしフランス独自のヒット曲は思った通りのダサダサ加減で、期待通りでした。ヨーロッパならではの、熱烈に歌い上げるタイプの歌、お約束のロリータ系、フランス語のラップもある(^◇^;)
「droles de petits champions」とは、「小さなチャンピオンども」みたいな意味でしょうかねー。

『Saint-Honore Maraquinerie』
(Rue Saint-Honore 334/パリ)

『La bagagerie』
(Faubourg Saint-Honore 11/パリ)

2bags●母と姉のバッグを買いました。

『Saint-Honore Maraquinerie』では母のバッグを買いました。このお店はまさにめっけもの!!です。一度前を通り過ぎてから、思い直して入りました。ここのバッグはデザインがシンプルかつおもしろく、色がきれい!縫製や型紙にやや難が有るようで、私が母に買ったものも少しいびつでしたが、値段の安さ(だいたい1万円までで買える)とデザインと、しかも革ということで、高級ブランド製でも何でも無い普段使いのバッグですが、満足の行く店だと思います。
私はここで自分のバッグを買わなかったことを、今でも後悔しています(ノ_<。)

『La bagagerie』は同行のYっさんお勧めのお店。
ここもまた高級ブランドではありませんが、しっかりした
良いカバンを置いてます。値段も安い方です。


『本日の失敗』 ●『Cartier』の事務所へGO!

 カルティエの店に意を決して入った私達。でも「なんかまるで事務所みたいな店やなぁ...って。ここ、事務所やん!」間違って店の横のカルティエの事務所に入ってしまったのです。私達に気付いたお兄さんに『ここはカルティエのお店ですか?』と聞くと『店は隣だよ〜。お嬢ちゃんたち〜!』(この口調。また子供だと思われたようだ(▼▼メ))と笑われました。



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