QUEEN AT THE BEEB
1990/11/(JP)Released
1.MY FAIRY KING
2.KEEP YOURSELF ALIVE
3.DOIN' ALRIGHT
4.LIAR
5.OGRE BATTLE
6.GREAT KING RAT
7.MODERN TIMES ROCK'N ROLL
8.SON AND DAUGHTER

アルバム「QUEEN AT THE BEEB」について。
(邦題:「女王凱旋!」)
 バンド結成20周年を迎えたQUEENは、初期からのLIVEを編集したビデオの発売、そしてこの、彼らがデビューして間もない`73年、英国BBC のスタジオでレコーディングされた音源によるアルバム発売、と、`90年は回顧企画の年でした。これと全く同じ内容、別ジャケットで「QUEEN AT THE BBC」というアルバムもあります。このBBC音源を使ったアルバムに関しては何種類か発売されたようです。デビュー当時からこういったメディアの利用の仕方に長けていたことは、彼らの成功の大きな理由でしょう。

 収録曲は1stと2ndアルバムから(この録音当時はまだ1stしか発表していなかった。)の曲に限られています。「衝撃のスタジオ・ライヴ!!」ということですが、コーラス部分とギター・パートはテープを重ねて使っており、アルバムの音に限りなく近くなっています。はっきり言ってカラオケで歌っているのに近いかも...それに全編に漂う妙な緊張感!(「彼らのLIVEは最初期からすばらしい!」と絶賛している方には悪いですが。それよりも後に「GOOD OLD FASHIONED LOVER BOY」(アルバム"A Day At The Races"収録。)を何かのテレビ番組でプレイしているのを見たことがあって、こちらは同じくテープを一部使ってはいたけれど、リラックスして演奏もヴオーカルもとても良かった...)
 彼らにもこんな頃があったのね、と思いますが、正直言って特に好きなアルバムではありません。LIVE ではありますがお客さんはいませんしね。同じBBC音源でも「Master Of "Sheetkeeckers" 」(すみません。BOOTです。)はお客さんが入っていて、司会のおじさんまでいます。こっちの方が聴いていて楽しいです。音はかなり片寄っていてフレディーのヴォーカルが非常に聞き取りにくい...。その代わりベースの音が大きいですよ!ジョン・ディーコン・ファンの皆様!!


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