旅 「金沢旅行2!」(2004年10月16〜17日)


『今回の金沢旅行』

big_yutaro2 ・目的は5つ。

 今回の旅の目的は5つありました。

 ・「金沢21世紀美術館」に行く。
 ・「金沢市民芸術村」に行く。
 ・居酒屋「いたる」で魚介類を食べる。
 ・「JO-HOUSE」のカレーを食べる。
 ・友だち何人かに会う!

これ、すべて行って参りました。

まずは、金沢駅にて「郵太郎」の無事を確認。
新駅舎完成と共に、追いやられて行く郵太郎。
近代的な建築に、いかにも不似合いな郵太郎。
ポストなのに、ポストに見えない郵太郎。
今回も無事で、ちょっと安心。

・みんなに会えて良かった!

まず、土曜の朝、5:30に家を出て金沢へ。
10:30頃には金沢の中心街・片町で、東京から来たさゆりちゃんと合流。
(さゆりちゃん、体調が悪かったけど、会えて良かった!)
ひとしきり話をしたあと、九谷のお店で買い物して、Jo-houseでN坂と待ち合わせ。カレーを食べました。

N坂がみんなに連絡を取ってくれて、夜には全部で6人集まりました。みんながそれぞれに、自分のやりたいことを出来ていて、先が見えないとか、悩みはそれぞれにあるけれど、みんな明るい顔をしてて、とても嬉しかった。とりあえず、「今」を精一杯生きよう!そう思いました。会えて良かった...。

※今回、居酒屋「いたる」で、信じられないくらい豪華で新鮮な「刺身盛り合わせ」を食べましたが、写真を撮ってこなかったので、レポートは無し!残念ですが、レポートを見るよりも、実際に行って、食べてきて下さい!!もう、とんでもない美味さですよ!!


『金沢21世紀美術館』

 金沢21世紀美術館HP

panf ・『21世紀の出会い-共鳴、ここ・から』展

この10月9日に開館した美術館です。
現代美術館として計画されましたが、途中でいろいろ(伝統色の強い土地柄だから...)
「私も混ぜてくれ!」「それはイカンだろう!」とか言ってきたらしい。とにかく、いろいろあったようです。

中をザッと見ましたが、かなり「今現在」を意識した作品収蔵をしている様子。
さて、これが結果、将来どう出るのか?
ということよりも、私が「いいなー」と思ったのは、市民をボランティアとして、美術館運営に巻き込んでいること、です。
金沢には市立の美大があって、そこの学生は当然のこと、一般市民も、美術館ボランティア養成講座を受けて、どんどん参加している。
ただ「見に来るお客さんを待っている」だけの「箱」としての美術館は、これからは成り立たない。市民に参加してもらい、自分たちが運営しているんだ!という気持ちを持ってもらうことで、美術館は多くの人にとって、身近な「居場所」になる。そういう意気込みが、ひしひしと感じられました。
すごいパワーでした。

金沢という歴史ある「武士文化の街」の、蓄積の見せ所ですね。
「武士は食わねど、高楊枝」。財政が苦しくなっても、決して投げないで続けてほしいものです。

少し難を言えば、美術館の建物自体が、狭い!!
狭いことによって、今後の作品展示について何か制約が出てきたらもったいない、と思いました。
あとは、市民の心をずっと離さずに、なおかつ手伝いをしてもらえる、館独自の面白い企画を、
どこまで打ち上げ続けられるか、にかかっていると思われます。
がんばれ!21世紀美術館!!

(私たちが行った日は、開館記念で「市民は無料招待」でした。「うち、市民やじぃ〜」とか、わざとらしい金沢弁を練習しつつ、迷わず「市民入口」から入場。誰にも何も言われなかった。はっはっは!)


『金沢市民芸術村』

 金沢市民芸術村HP

・『交感する種』展

友人が、ここでディレクターをしています。
で、「『交感する種』って企画やるから、見においで〜」と言われたのが、今回の旅の始まり。
この展覧会は、いわゆる「アンデパンダン」(無審査)で、応募者全員の作品と、作品ファイル(このやり方、ちょっとニューヨークっぽい!)が展示されていて、来場者の投票により、来年、芸術村で個展又はグループ展をする作家を選出する、というもの。
私は迷わず、ある作家に投票。その方の作品とファイルが群を抜いていました故。

この「芸術村」は、運営の仕方において、上に書いた「金沢21世紀美術館」の先輩に当たります。
こっちは出来て、5年...くらいかな?近年かなり、イベントの市民参加が定着してきているようです。
私が行った時も、「オーケストラ・アンサンブル・金沢」が無料コンサートをしていて、お客さんがぎっしり!来場している子どもがひとり選ばれて、ベートーヴェンの「運命」を指揮(「オーケストラ・アンサンブル・金沢」を、子どもが指揮するとは贅沢!!)してましたが、思いっきりゆっくりで、奈落の底に突き落とされるような演奏でした。(爆笑!)
外では、半年かけて市民が製作した「石彫」の作品の展示作業が行われていました。そして、広い広い美しい原っぱでは、色んなことをして遊ぶ子どもや大人が。

ああ、羨ましい!
私の学生時代、金沢には何もありませんでした。
でも今は、美術館ボランティアでも、イベント参加でも、万人に開かれている「場」が、こんなにも溢れている!そこで、生き生きと仕事をしている友人の姿を見て、ああ良いな、と思いました。

金沢、今、とても良いですよ。ぜひ訪れてください!

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『交感する種』チラシ(左)と
陶製のボタン(右)(出品作品の一部)

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「オーケストラ・アンサンブル・金沢」
による、無料コンサート。
親子連れでぎっしり満員!!


『Jo-house』

 Jo-house HP

・カレー今昔。

「昔は貧乏だったから食べられなかった恨みを晴らす系」の行動でしたが、
見事に目論見は破られました。
経営者が変わったし、場所も変わったし、名前は同じでも、違う店になってしまっていました。
当然、昔のメニューは無く、一番近いと思われたカレーも、やっぱり全然違うカレーでした。
昔食べたのはこんなん(左下)で、オーブンで焼いて熱々で出してくれてた。
お皿の縁の辺りや底にカレーが焦げついて、そこが美味しかった...。

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昔食べていた「カレー」
jo2
今回食べた「ジャワ風カレー/ヨーグルト」


『東山ぶらぶら』 ・観光みたいなこと、もしてみた。

友人N坂との待ち合わせまで時間があったので、さゆりちゃんと「東山」に行ってみた。ここも、昔は本当にお茶屋街で、一般人が店の中に入るなんてことは無かった。でも今は、半分以上が喫茶店や小物店になっていて、もはや「お茶屋街」とは言えないかも。

今回わかった新事実としては、お茶屋街に入ってすぐの所にある、古びた「コールドパーマの店」が、お茶屋さんにお勤めの「お姉さん」方の御用達であるということ。
私たちがぶらついていると、「コールドパーマの店」に行こうと車で入ってきた若いお姉さん(着物姿)が、「そこの美容院に行きたいがやけど、駐車場いっぱいでぇ、どこ止めたらええんやろう?」(金沢弁ってこんなんなんです。)と、近所のおじさんに聞いていた。なるほどね〜。

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『東山のお茶屋街』

(今やすっかり観光地ナイズされてる。)

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『コールドパーマ屋』

(お茶屋街の入り口にある。)

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『さゆりちゃんと私。の、影』

(芸術村にて撮影。)


『お土産コーナー』 ・お土産天国!

金沢は、お土産天国です!
ご存じの方、少ないと思いますが、私はお土産が大好きです。
学生時代から、帰省のたびにお菓子をいっぱい買って、
先に宅配便で家に送ってから、帰っていました。

でも、今回は失敗!
悠長にかまえていたら、実は駅のお土産屋さんは夜7:00で閉店!
気が付けばすでに6:50!友人N坂は、先回りして、
「もうすぐ買いに来るから、待っててくださーい!」と店に伝えてくれた。
そのお陰で、わずか10分でお買い物終了。ものすごい早業でした。
N坂、いつもいつも、世話をかけますね。

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『吉田屋風 再興古九谷風 茶碗』

(詳しくは2004年10月21日の
「つれづれのツボ」参照)

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『純金箔シール』

(自分が切って貼って遊びます。)

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『和紙・水引 詰め合わせ』

(姪っ子にあげる。)

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『俵屋のつぶあめ』

(自分でいただきます。一部は事務所へ。
かむと歯の詰め物が取れます。注意。)

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『メジャー松井秀喜サブレ』

(バイト先の事務所にお土産。
意外に美味しい!おすすめ。)

注:松井選手は金沢郊外の
根上町(ねあがりまち)出身です。

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『天狗中田の鴨ハム』(左)
『高砂屋の巻絹』(右)

(うちで食べるのと親戚にお土産。)


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