2012年6月7日(金)18:00開場 19:00開演 ゆうぽうとホール(東京/五反田) ●出演● 平沢進 (レーザーハープ/キーボード/PHOTON/Ice9/) 荒木康弘(元P-model) (ティンパニ/電子パーカッション/ウインドチャイム) PEVO 1号(from PEVO) (MISA KITARA/TALBO-ASTRO/テスラコイル/ノリノリダンスw) (※専門用語説明は、華麗にすっ飛ばさせていただきます。悪しからず。あ、本文で解説するかも。) ●セットリスト● 01: ハルディン・ホテル(1989/時空の水) (〜イントロ〜) 02: 舵をとれ(1994/AURORA)+デストロイ (〜イントロ〜) 03: サイボーグ(1994/カルカドル ※P-model) (〜イントロ〜) 04: デューン(1989/時空の水) 05: 作業(愚者の薔薇園)(2000/賢者のプロペラ) 06: サイレン*Siren* [還弦バージョン](2010/変弦自在)←(1996/SIREN) (〜イントロ〜) 07: 仕事場はタブー(1989/時空の水) 08: 万象の奇夜(1998/救済の技法) 09: 白虎(2006/白虎野) 10: 人体夜行(2009/点呼する惑星) 11: 生まれなかった都市(2006/白虎野) MC 12: 華の影(ハナノカゲ) [仮題/新曲] (2012/新アルバム収録予定) 13: ルベド(赤化)(2000/賢者のプロペラ) 14: 確率の丘(2006/白虎野) (〜イントロ〜) 15: 庭師KING(1998/救済の技法) (〜イントロ〜) 16: Lotus(1995/Sim City) 17: Aria(2012/シングルCD) 18: TOWN-0 PHASE-5(1998/救済の技法) EN 19: 聖馬蹄形惑星の大詐欺師(2009/点呼する惑星) 20: 夢みる機械 [還弦バージョン](2010/変弦自在)←(1990/サイエンスの幽霊) ()内は発表年/収録アルバム名 (セットリストは MODE ROOM 様より、基本引用させていただきました。) ************************************************************************* 初日 2012年6月6日(水) ワクワクの初日です!! いつものように高速バスで東京着。 そのまま会場最寄り駅である五反田へ直行。 会場近くのカフェにてしばしいつもの友人1号+新友人2号と3人で歓談。 (新友人2号の方とは友人1号経由でTwitterでお知り合いになった。この時がリアルでは初対面。平沢さんのフォローをきっかけに始めたTwitterだったので、縁結びのヒラサワネ申。) 開場の18時ぎりぎりにホールに行ってみると、入り口前には長蛇の列。 「えー、これまさかみんな物販に並ぶためにいるの?今回座席指定だから、立ち位置確保のために並ぶ必要ないもんねー。えー?でもまさかねー」などとほざいておりましたが... で、10分くらい押しで会場に入ってみたら、やはり表で並んでいた人のほとんどがそのまま物販の列へと移行。なんということだ!!! 結局、我々が物販コーナーが上から見える2階の通路まで来たところで、開演のアナウンス。苦笑しながら席に着きました。 (ノ∀`;)(ノ∀`;)(ノ∀`;) (この時点では、グッズの売り切れはまだ無かったと思います) * * * 入場! 当った席が3日間とも1階の中央よりやや後ろだったので、ステージがよく見えないんじゃないか、遠いんじゃないかと心配しておりましたが、「あ〜!これなら身長が不自由な私でも、人の隙間を縫わずしてステージの平沢さんが見える。嬉しいヽ(´▽`)/」 とりあえず、前に座高が2メートルの方(笑)も頭頂にお団子盛った人(笑)もいなくて、ひと安心。前で立って踊る人がいても、それが常識的サイズの人体であれば、ちょっと体ひねれば座ったままでも大丈夫そう。総立ちでもこれなら大丈夫。傾斜があるしね! ああ。そういえば前もってこんな「天の声」がありましたっけね。 "ツイッター:2012年04月09日 @hirasawa 次回のライブは椅子有りでありますゆえ、起立は出来ても移動は不可であります。従いまして、文金高島田、超アフロヘアー、メキシカンハット等、視界をさえぎるようなオプションの装着は控えていただきます。 @hirasawa また、思わず起立して観たい人も居れば、着席を維持したい人も居ますので、お客様各位は双方の気持ちを肯定した上で絶妙に振舞っていただきたく祈願します。 @hirasawa 間違っても「人格攻撃」などの飛躍した問題に転換することなく、各自絶妙な空間アレンジをもって、粋な3D人体の相互作用による大音響風流空間を生じさせていただきたく祈願いたします。 以上、天の声でした。 @hirasawa そもそも「天の声」が誰に向かって祈願しているのか、という点には触れないように。" これはこれは天の御方、ご親切にどーもですm(_ _)m ステージには、客席から見て左方向のお立ち台にティンパニが4つ。右方向のお立ち台にはギターが1本。師は「ゲストは外国人じゃない(つまりSP-2ではない)」とおっしゃっていたが、パーカッションの方とギターの方か。一体誰?誰??? そして中央のお立ち台には、いつものように、卓上に2基と頭上に2基のレーザーハープ、その左にPHOTON、卓上ハープの右にはなにやらコントローラーか無線LANのルーターのような物体、その右にIce9、Ice9の奥にいつものミキサー。そして、演奏が始まってから気がついたけど、レーザーハープの卓の向こうには、PHONON2551以来ステージから消えていたキーボードが復活。 あれ?テスラコイルはどこ??? ♪客電が消されて、開演!ヽ('∀'*)ノ 弦楽器の高い細い音が「シィイーーーーーーンンンン」とホールに響き渡り、そこに「ガッシャン ガッシャン ギィィイイイ...」という機械音が重なり、だんだん音がリズミカルに分厚くなっていく。 機械音がガッシャン ガッシャン ギィィイイイ...、雷鳴がゴロゴロ...、雨音がザーーーッ・・・そこに平沢さんの"アーーーーーーーーーッ"というハイトーンボイスが重なり、テスラコイルの稲妻が走る!!!バリバリバリ!!! 左のお立ち台にパーカッションの方が登場! ワー!という歓声と拍手。 両手を挙げて応え、ティンパニをドンドコ叩き始める、ベレー帽にメガネ、黒の長袖Tシャツに黒のパンツ姿。長身でいてスリム!(ええと誰???実は荒木康弘さん!) 続いて右のお立ち台に人影が。あー!もうシルエットですぐ分かった。 PEVO 1号さん!!!(笑) 両手を腰に当てて、「どやっ」とポーズ(笑)会場、大ウケの大喝采! 黒いメット、黒いグラス、黒い半袖Tシャツ、黒い半パンツ、黒い靴下に黒い靴、両肘と両膝に青いプロテクター、向かって右胸に白抜きで「P」の文字(笑) 左右に揺れながら、楽しそうに変な白いギターの形の楽器(弦が無く、ギターの共鳴板に当るところにモニタがあって、そこを押さえて叩いて弾く度に青いLEDライトが美しく光る。ステキな楽器=MISA KITARA!)を弾き始める。 そして、ヒラサワさん、(J`Δ´)J < キター!!! 「ぎゃああああー!」 「ヒラサワー!!」 「ヒラサワさあああんん!!」 の悲鳴。 ヒラサワ:『フッッッッッ!!』(というかけ声!!) ♪ 01: ハルディン・ホテル(1989/時空の水) うわぁぁあああああ!!!ハルディン!ヾ(≧▽≦)ノ みんな立つ?え?立つ?・・・・あ・・・ 立たないようですね・・・(●´⌓`●) 反射的に立ち上がって、でもほとんどみんな座ってるから「えっっ?(◉Ӫ◉;) 」て感じでキョロキョロして、バツ悪そうに座った人が何人もいた。なんか気の毒・・・ うーん、何だこれは。 これまでにも「立つ」「立たない」で、リスナー同士色々やりあっていたのは知ってたけど、ここまで座ってる人(まあ私もその中の一人だったわけですが)が多いとは思わなかったです。もっと好き勝手に立ったり座ったりするのかな、と。 (個人的にはこの会場なら傾斜もあるし、前で立ってる人がいても、ちょっと体ひねったら見えるので、「後ろの人が見えない」という理由であれば、立つなと言う必要は無かったと・・・ この日は終始この「立つ?座る?」みたいなソワソワが消えず、なんだか妙な感じでした。) いやいや、気をとりなおして、ライブを楽しまないと。(゜◇゜)○ ♪行く列車の塵は 砂丘に文字を描く "百年彼方の空より見守る" と♪ 「ハルディン・ホテル」は、ソロ・デビューアルバム「時空の水」(1989年)の1曲目。このライブの直前にリリースされたソロ・ボックス・セット「HALDYN DOME」のタイトルにも引用された曲。 ほぼみんな座ったままでしたが、客席は腕を振り上げて「トルヒーヨのハルディン!!!」の大合唱!! もうみなさんお尻が椅子から5センチくらい浮いてるのが分かる・・・立っちゃえばいいのに(笑) この1曲目はやはりヒラサワさんからすると「立て!おまえら!!」というメッセージだったんじゃないかと、今でも思いますが・・・でもこの「立とうか立つまいか」のミョ〜なソワソワ感こそが「有りがちなロックコンサートじゃない」証明だと思えば、悪くない・・・かな?かなあ?しょっぱなにこの曲でそれでも頑に座ってる自分にも笑ったし(笑)迷い無く総立ちになったらそれはそれでロックコンサートみたいで不気味だし(笑) ・・・そして。デビュー30幾年。 「トルヒーヨのハルディン」まで「いっしょに行きませんか?」する ために、今日まで表現して来られたのですね。ヒラサワさんは自らの楽曲を、『トルヒーヨのハルディンに向かって開かれた扉:ホテル・ハルディン』として、「あちら側」への入り口を求める人を誘い続けてきたのですね。 (注:トルヒーヨはペルーにある地名。ハルディンはスペイン語で「庭」という意味ですが、「トルヒーヨのハルディン」で検索しても納得のいく"客観的事実"は出て来ないですので。・・・しかし、インターネットも無い時代から、このてのレア情報を粛々と収集してたなんて、恐るべし平沢進・・・(`ロ´;)) さて、今回の平沢さんの衣装ですが、登場された瞬間は「ヤ・・・ヤッケ(登山用の)???」と思ってしまいましたが、よくよく見ると、アシンメトリーの前の合わせ部分に微妙な切り替えが入っていたり、襟元に大好きな留め具が付いていたりして、定番(よりはかなりカジュアルですが)は踏襲してる感じでした。しかし、あの巨大なスタンドカラーに萌え袖・・・可愛く見えるツボをきっちり押さえておられるとこがニクイ (// ∇//) あのええと・・・会場の音環境ですが。 もちろん初日なので、音響がおかしかったですよ。もうこれお約束ですから(笑)どんなに調整していても、きっと人がホールに入ると音場が変わってしまうんでしょうね。あと、ヒラサワさんの声もひっくり返ったり微妙に音をはずしたり不安定。これまた初日のお約束(笑)でも大丈夫!明日からもっと良くなってくるから!!風邪ひかれてるんじゃなけりゃいいけど・・・(^-^;) ♪ (〜イントロ〜) 02: 舵をとれ(1994/AURORA)+デストロイ♪ はい!今回のライブの特徴は、久しぶりにミュージシャンの方(笑)(パーカッション+ギター)が加わった「バンド形式!!」であったことと、「一部の曲の前に新しいイントロが加えられた」ことでした。 初日はもちろん初めてこのイントロを聴くわけで、次にどの曲が来るかまったく予測不可能。「あ?あれ?うん?・・・あ・・おっ!おお?おおお!!これかー!ヽ('∀'*)ノ」みたいな楽しさ!! あと、ホールの舞台が広いからか、今回のデストロイは横方向の移動距離が長かったです。ヨロヨロ〜と長距離移動してクルッと回ったり蹴り入れておられました(笑) ♪ (〜イントロ〜) 03: サイボーグ(1994/カルカドル ※P-model)♪ やはり、イントロ・ドン!がわからん(笑) 今日の「サイボーグ」の平沢さん、ちょっと高い張る声が裏返っておられました。PEVO 1号さんの放つトリガーにより、テスラコイルがスパーク!!コイル様は舞台の中央奥に鎮座ましましていたようです。この曲でテスラコイルが使われたのは初めて??? あ!ちょっとまって!この曲、P-modelのアルバム「カルカドル」からの1曲で、平沢さんはソロでも演奏してる曲だけど、そも、アルバムを録音した時のドラム担当は、今日舞台でティンパニを叩いている、荒木さんその人ではないですか〜!ヽ('∀'*)ノ なるほどねぇ〜〜〜。そういうことかぁ!! ♪ (〜イントロ〜) 04: デューン(1989/時空の水)♪ ヤハーーー! ∑(`□´/)/ デューーーン!!!!!!!!! こーの曲にはおっどろいた!!まさかこれが来るとは!客席から見て向かって左上のハープをチョイとやって出て来た音!!冒頭のアミーガヴォイス " THIS IS DUNE SPEAKING " が聞こえたとたん、信じられなくて思わず「あぁあ!」と声出てしまった。 この曲を生で聴ける日が来るとは・・・感涙(/_;) (結局3日間毎日やってくれて3回も聴けた!) ♪キミを待つ 迂回路はここ デュゥウウウウンンン!!♪ ここで、グゥーっと後ろへ仰け反るヒラサワ・・・ カ、カッコイイ・・(;´Д`) 今でも脳内再生出来ますとも、ええ。 そして、この曲辺りから気がついてきたのですが、荒木さんの生パーカッションが、すごく、良い!・゚゚・(゚ー゚*)・゚゚・ ♪陽は東(トコトコトン☆) 今聞こえてる(トコトコ☆)デューン♪ の、エレクトリック・パーカッションのところとか、もちろん全力でティンパニ叩くところも、あーこれ生演奏っていいなあ、と思いました。 いつしか、体でリズムを取るのに荒木さんの動きを見て合わせていて、それやってると、曲それぞれの形状の違いがわかってとても楽しかったのです。 「生の音の存在感+演奏者の動きで視覚化される音とリズム」 ビバ!生演奏!! (平沢さんも時々足でリズムを刻んでいることがあるけど、なんというか...曲のメインのリズムとは違う動きをされることが多々あり...普通に聞いてるノリとは違ってるので、なかなか同調はしにくいのです...) ♪ 05: 作業(愚者の薔薇園)(2000/賢者のプロペラ)♪ この曲、以前にもライブで聴いたことがあったのに、今回なぜかハマッてしまいました。多分、曲順のせい。 今回は中盤でゆったり暗いめの歌い上げる系を数曲続けて配置されていたのに、まんまとハマりました。(今日も良かったけど、秀逸だったのは2日目の中盤!!ノックアウトされた...これについては「中日」のページで) ♪ 06: サイレン*Siren* [還弦バージョン](2010/変弦自在)←(1996/SIREN)♪ この曲はもう、特別ですね・・・「東京異次弦空洞」(2011年ライブ)で演奏された時もそう。この曲の時はスーッと会場の熱気が静まり、厳かな空気が広がる。この曲を聞く度に思い出す。 (今日はちょっと音程が不安定で、ヒヤヒヤものですが・・・) "ツイッター:2010年8月26日 @hirasawa 「サイレン」スケッチ1をアップした。還弦作業するにあたって描いたイメージはこうだ。 突然街にサイレンが鳴り響き、ビルの角を曲がるとあの「パプリカ」のパレード・シーンの有象無象、魑魅魍魎たちが今監督の棺を担いで行進して来る。 @hirasawa もちろん棺の蓋は開けっ放しだ。あの崇高な死に顔で街を清めるために。さて、35,608人の修羅どもよ、我々もあの列に加わろうではないか。 スケッチはもう少し作り込みたかったが、今日はこれが限界だ。" ♪ (〜イントロ〜) 07: 仕事場はタブー(1989/時空の水))♪ これまた珍しいことこの上ない曲を・・・!! 平沢さんはライブ準備中に、ツイッターでこのようにつぶやかれていました。 "ツイッター: 2012年04月25日 @hirasawa 1989年から1994年で8回しかやってない曲をばやろうかと思いつつ、目的「A」に則ったアレンジをば施すには何日かかるのか答えなさい。" "ツイッター: 2012年05月12日(土) @hirasawa 23年前のフロッピーを「希望」で復活させた私の土曜日にようこそごきげんよう。" これは、ソロ・デビューアルバム「時空の水」(1989)収録曲のうち、近年のライブで演奏されていない曲のことだと予測。 それなら、 「魂のふる里」 「コヨーテ」 「仕事場はタブー」 「デューン」 「スケルトン・コースト公園」 のうちのどれかだと。 (この中で「仕事場はタブー」「デューン」はビンゴ!ヽ('∀'*)ノ) 今回のライブでは「仕事場はタブー」「デューン」共に新イントロがくっついてたけど。「1989年から1994年で8回しかやってない」のはどっち?まだ確認はしてない。 ♪ 08: 万象の奇夜(1998/救済の技法))♪ (>Д< ;)。oO ふわああああ!!!なんだこの選曲・・・ この曲を始め、「高音域声引き延ばし歌い上げ」タイプの楽曲が、間違い無く今回のライブの白眉!!! ♪万〜〜象〜のぉお〜〜 奇〜ぃぃい〜〜夜ぁぁあ〜〜〜〜〜!!♪ ここで、グゥーっと後ろへ仰け反るヒラサワ・・・ カ、カッコイイ・・そのまま後ろに倒れそう・・・(;´Д`) 今でも脳内再生出来ますとも、ええ。 "ツイッター:2012年06月09日 @hirasawa PHONON2555は私のLive史上最もキツイ酸欠選曲の一つでありましたと報告します。星も見えたし天女も見えた。" ご本人も、ライブ終了後にこのように告白されているとおり、歌い上げる系がかなりキツかったようですが、聴いている方としては、もう至福の連続でした・・・(๑´▿`๑)♫•*¨*•.¸¸♪✧ なんでこんな声が出るの・・・泣 ♪ 09: 白虎(2006/白虎野))♪ 白虎ですね、白虎。ハイ。歌詞間違えましたかね?ハイ(淡白) (最近の曲はどうしても珍品感が薄いので、やはり印象も薄くなるのです。ごめんなさいね。) ♪ 10: 人体夜行(2009/点呼する惑星))♪ この曲は、荒木さんのティンパニが効いててよかったです。 PEVO 1号さんのベースも!!やっぱり生の音はいいですね〜〜。 ♪ 11: 生まれなかった都市(2006/白虎野))♪ この曲も、PEVO 1号さんの手弾きベースのドドドドドドド・・・という轟音と、荒木さんのドガスカドガスカ言うティンパニがうるさくて凄くよかった。生演奏ええわあ・・・(ノ´∀`*)フゥ ・・・しかーし、ところがどっこい! 実はこの曲もこんなもんじゃあなかったのだった!!( ゚Д゚ノノ" どんな楽曲でも、前後にどの曲が来るかによって、聴こえ方とその意味付けが変わってしまうのが平沢楽曲の怪・・・!! (; ・`д・´)…「順列」の怪!!!!! それについては「中日」のページに書きまする(*´д`*)〜з… MC ∑(`□´/)/なんと珍しい!!曲と曲の間にMCが!!!!! 演奏が止った時、正直、「お!マシントラブル、キタ━━(゚∀゚)━━!!!!!!」と思って一瞬ワクッとしましたが・・・(笑) 以下、私が覚えているMCの内容を記述。 平沢:こんばんは・・・。 客 :コンバンハー!(笑) 平沢:ティンパニのチューニングの間に、新曲について、ご説明いたします・・・ あ。ティンパニというのは、1曲ごとにチューニングをし直さなければなりません。それをふつうは奏者が足元のペダルで行うのですが、今日はそれとは逆転の発想で、ペダルを外側に出して、スタッフが手動でチューニングをやっております。 えー・・・次の新曲ですが、現在制作中のものですので、本日の歌詞は、このバカッ!(..か、噛んだ...('A`;))・・この場限りのものかもしれません。気が変わって、アルバムには違った歌詞で収録されるかもしれません。 タイトルは「ハナノカゲ」といいますが、これも、暫定的ということで、変わるかもしれません。では、「ハナノカゲ」・・・ 客 :ヒュー!!(と歓声)、拍手!! ♪ 12: 華の影(ハナノカゲ) [仮題/新曲] (2012/新アルバム収録予定)♪ "ツイッター:2012年04月14日 @hirasawa3日間のライブで、1日1曲ずつ、計3曲、新曲を公開する。" 3曲のうちの1曲目がこの曲。「ENOLA」のイントロのように奇怪で不気味な高音シンセサイザー(この音はPEVO1号さんがギターをトリガーにして演奏)のフレーズで始まります。メロディは和風味。 聞き取れた歌詞は、「説法とジャンキーと」「咲く天命の華」「奇譚の華」「神を!(又は、神よ!)」(←ここがサビ。高音張り上げます。)「風よ吹け」「フェイフェイイェエ〜」「パンパラピ〜」(←どちらも空耳であって欲しい。笑)など。オーケストレーションはかなり薄め。ギターソロあり。 印象としては、暗黒系統の曲でした。って、最近の曲はよく聞くとほとんど歌詞が暗黒だが・・・(苦笑) 新譜は秋にリリース予定。楽しみです!! ♪ 13: ルベド(赤化)(2000/賢者のプロペラ))♪ 聞き慣れない新曲のあとは、みんなが好む曲を持って来られますな。これで「ホッ」と一息。 ♪ 14: 確率の丘(2006/白虎野))♪ おおっ!!確率の丘!!! この曲もまた、ドガスカのパーカッションとベースが生きる曲。よく考えてある!! ♪ (〜イントロ〜) 15: 庭師KING(1998/救済の技法))♪ 庭師!!!KING!!!これまた安心と信頼の平沢印楽曲の代表格!!! ♪ (〜イントロ〜) (↑このフレーズが「ルベド(赤化)」のアウトロに酷似) 16: Lotus(1995/Sim City))♪ Σ( ´゚д゚`)こ、これは・・・!うそぉおおおお!!!ヽ(;▽;)ノ Lotus!ロータス!!ロータスーー!!!全力で歌うバージョン! キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!! 私は生で「Lotus」を聴いたことが無く・・・ もう嬉しくって落涙しそうでした・・・ (ノд<。)゜。 イントロのフレーズが「ルベド(赤化)」のアウトロに酷似してまして、そこから「Lotus」に繋がるとは、予測できず・・・不意打ちくらってもう、ノックアウト!! 。・゜・(ノД`)・゜・。 この1曲を聴けただけでも、今回のライブに参加した価値があった・・・ もう、もう、満足!。・゜・(ノД`)・゜・。 もしかして、昨年の震災と原発事故という悲劇を受けてのことだったのか・・・キッパリと「Lotus」を歌ってくださってありがとう・・・3日間で3回も聴けたなんて、冥土の土産が出来ましたよ・・(´;_;`) だがしかし何度聴いても「Lotus」は、作曲家:伊福部昭さんの良き遺伝子を受け継いだ名曲だと思う。平易な言葉を使っていながらリリカルかつ前向きな詞もいい。とてもいい。 ♪ キミがまた歌う時 胸に咲くロータスよ あの日から見えていた キミに咲くロータスよ ♪ あ。ひとつ疑問。「Lotus」のキーボード演奏中に、左手で何かを激しくゆする又はスクロールされていたのですが、あれは何?音にビブラートかけてたんでしょうか?すごい激しかったので、ちょっと気になりました。 ♪ 17: Aria(2012/シングルCD))♪ 映画「ベルセルク 黄金時代篇」主題歌「Aria」。 現在のところ発表された最新の曲だけあって、イントロ流れたら「うぉ〜〜〜」とどよめきましたね。 映画もヒットして欲しい。3本シリーズで残すはあと1本(ー人ー) このようなあすびもされております。 2012年10月14日(日)23:59締め切り(笑)↓ 「『(`Д´)ワージ!を超えろ!「Aria」歌詞ネットスタンダード認定祭」 ♪ 18: TOWN-0 PHASE-5(1998/救済の技法))♪ あ〜。この曲が来たらそろそろお開きの匂い。 案の定、最後の「Yin! Yang!(インヤー)」5回連呼の5回目でお立ち台から降り、向かって左手の舞台袖にタッタッタッと歩いてハケて行かれました。 もちろん、拍手と歓声は鳴り止みません。 しばらく拍手してると、平沢さん、出て来てくれたーーー!!(*´∇`*) MC 平沢:パーカッション。今日はティンパニを叩いてもらっています、元P-model、荒木くん!!(と、荒木さんを指す) 客 :拍手。歓声。 平沢:そして、こちらはおなじみ。PEVO星からやって来た、PEVO1号!!(と、PEVO1号さんを指す) 客 :拍手。歓声。 平沢:では、「聖馬蹄形惑星の大詐欺師」(ゆっくりと確かめるように、曲紹介)。 客 :きゃああああああああ!!!! EN ♪ 19: 聖馬蹄形惑星の大詐欺師(2009/点呼する惑星))♪ お客さん、遂に、た、立ち上がっ・・・らないΣ(゜∇゜|||)!!(笑) 立ってるのは一部の人だけ。 うわーーー!とうとう最後まで座ってたよお〜私たちぃ〜〜。 (ノ∀`)もうこりゃあ相当おかしいよねっっ! ここまでされて座ってるなんてねっっっ!! ハハハハハハハ・・・・・・・・・・・ で、ここで珍しく曲紹介! 平沢:「夢みる機械」・・・ ♪ 20: 夢みる機械 [還弦バージョン](2010/変弦自在)←(1990/サイエンスの幽霊))♪ いやもう、さっき立たなかったんで、もう立てないわこりゃ!!! 座ったまま、 「エントロピー!∠(´ꑣ`)/ ネゲントロピー!∠(´ꑣ`)/」 お尻は座面から5センチ浮かせたまま ∠(´ꑣ`)/ ダメだこりゃ(苦笑) それでもテスラ・コイルはバリバリしてたし、平沢さんはアコギを弾いてくれましたよ!! 平沢さんは「ありがとう」と言って去って行かれました。 (以上でライブは終了) * * * は〜。良かったああ〜 (* ´Д`*) 今日ちょっと「?」だった音響とか、声の不安定さは、明日以降きっと改善されるはず。今日は今日でステキだった。 平沢さんがキーボードよく弾いておられたな〜。あと、客席から見て右横から入って来るライトが眩しいらしく、終始手のひらをかざしておられた。 この会場はライブハウスと違って客席に傾斜があるから、舞台は本当によく見えて助かった。ライブハウスの密度の濃い熱狂も捨て難いけど、ホールにはホールの見やすさがあるし。どっちもいい!! あ〜、良かったなぁ〜〜〜もぉおお〜〜〜(* ´Д`*) ライブの帰りは今監督が個展をされた時に毎晩通っておられて「美味しい!」を連発されていた「上海小吃」で祝杯!!(今も「千年女優」のセル画が店内に貼ってあった・・・) 明日も楽しみ!!! (え?もちろん3日間皆勤ですよ。それが何か?( ̄◇ ̄;)) ※本日は、テスラコイルがやや右最後方にあり、アコギはお立ち台の左端。平沢さんのギター2本は両方ともレーザーハープ+キーボードの右にありました。DVDで、何日目の映像かを判断する時の参考にどうぞ。 ※ちなみに、PEVO 1号さんがご機嫌で演奏されていた、MISA KITARAですが、平沢さんの持ち物だそうです。 ※そして、今回のライブ中のお宿は「舎人アンドロメダ大飯店」だそうです(笑) "ツイッター:2012年06月05日(火) @hirasawa 明日からは「舎人アンドロメダ飯店」での生活が始まるのでケガレ無き食物の調達をする日です、今日は。な。 @hirasawa 間違えた「舎人アンドロメダ飯店」→「舎人アンドロメダ大飯店」" (初日完) ************************************************************************* |