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(※上画像はイメージです。実際のライブ等とは異なります。)
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『平沢進 INTERACTIVE LIVE SHOW 2009 点呼する惑星・リポート番外編』

 
2009年4月16日(木)
2009年4月17日(金)
2009年4月18日(土)
 
江戸川区民センター大ホール
 
出演
 
ヒラサワ:平沢進
Astro-Hue!:Rang
Naangfaa1:A-sai
Naangfaa2:Fiat
ハイムン人(回転を与える者):在宅オーディエンス
地球人:会場オーディエンス
 
その他の登場人物/物体
 
Astro-Ho!(CG)
Astro-Hi!(CG)
幼児Lonia(CG)
小西健司(CG)
トゥジャリット(CG)
AAROM(怒り・悲しみ・恐れ)(CG)
陰クンジェー/陽クンジェー(CG)
神経フラスコ(CG)
 
 
(※専門用語説明は、華麗にすっ飛ばさせていただきます。悪しからず。)
 
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リポート番外編(というか、独り言)
 
●今回のストーリーには、Astro-Hue!(弟)、Astro-Ho!(兄)、Astro-Hi!(父)、が出てきたが、なんで「母」が出てこなかったか?自分なりに考えてみた。わかったー!
ママは、『ドアの開けざまに張り倒されて、地球のお家で気絶している』(「OH! MAMA!」歌詞参照)のである!地球で気絶したままなので、トゥジャリットに思考を乗っ取られることもなく、点呼する惑星に捕らわれることもないので、今回のインタラには登場しないのである!!スバラシイ推理だ!
・・・とすると、地球上でトゥジャリットに思考を乗っ取られないで生きるためには、目が覚めた状態で気絶状態に陥る技の習得が必要ということか。ううむ難儀な。
 
●私の大好きな『Phonon belt』は、インタラの中でもやはり良いヤツだったことが確認できて、嬉しかった。話の展開で『Phonon beltが来たぞ!』とヒラサワが言うと、「ああ!待ってたよ!助けて『Phonon belt』!」と、密かに心の中で叫んでいた。私のところにも来て欲しい、Phonon belt・・・(/_;)
 
●今回のライヴで演奏された曲のうち、最も印象に残っているのは、従来のアレンジにソプラノが加えられた楽曲。つまりwith naangfaaの曲!要するにヴォーカロイド(仮想声帯)の声なんだけど、こんな良い声を「つくる」ヒラサワさんすごー!中でも、『Siren *セイレーン*』!!前から好きでしたが、こんなに良い曲だったのかと・・・惚れ直しました。DVDで聴き直すのが本当に楽しみ!!
 
●3つの感情を現す顔のAAROMは、Tシャツにして通販すれば、売れると思う。あと、トゥジャリットがポカンと浮かんでる図柄もよい。(もう今更作らないだろうけど・・・しかも「トゥジャリットやAAROM柄の商品を売って利益を上げる」っていうこと自体、道義的に激しく矛盾してるけど・・・)
 
●物販のところに書いてあった説明「カギの本体です。これで合いカギがつくれます。¥2200」に笑った。間違ってはいないが、簡潔すぎて意味が不明。
 
●物販は、売り切れが早すぎて、楽日だけ来た人がかわいそうでした。予想外にたくさん売れちゃったのかなー?
 
●ファンクラブ特典でもらったロケット型ボールペンに刻んであった文字。『Rescue Hi! HO! HUE! H>&Me』。三日間終わったあと、その意味をナルホドと得心。いやあ色々考えなさるねぇ、まったく!(笑)
 
●グラビトン2(バーベキューコンロ・バージョン)は、ステージ上の定位置にあったことはあったけど、使用されたのは1度だけ。テスラ・コイルの試し鳴らしのためだけだった。ちょっと寂しい。
 
●Live Phonon 2551の時に、クルクル回っていた「角砂糖キューブ」と「マクビティ・ダイジェスティブ・ミルクチョコレート・ビスケット的井桁模様」のスポットが、今回もクルクルしてた。あれは平沢さんのライブを担当してる照明さんの持ち物なんですね、きっと。
 
●平沢さんは、Astro-Ho!の日記(立て看板)をめくる音を、"パソコンの蓋を開閉したり、ペーパーナイフで蓋の縁をひっかいたり"(=三行log『開けた扉は閉めましょう』 2009年4月7日火曜日)して、作ったんじゃないか?
 
●"見ることが出来るルートと出来ないルートがある。"(=三行log 『v.1.5に向けて』2009年3月20日金曜日)というムービー。果たして我々は見ることができたの???
 
●御大お気に入りの"失敗のように思える1つのルート"(=三行log『私の好きな失敗ルート』2009年3月18日水曜日)は、我々ひょっとして通れたの???
 
●私。三日間ともお腹の具合が悪くてサイテーだったのですが、奇跡的に根性で三日間とも途中で席を立つことなく、ライブ皆勤できました。おまけにライブ前に牛久大仏見に行ったり浅草観光までやっちゃったり、終わってみれば全て良し。人間何事もやればできる!(笑)
 
●あ。もちろん、今敏監督もライブに来られていました。(私がトイレに行ってる間に、ロビーで待ってたS蔵さんの横に、ドッカとお座りになられてびびったそうです。笑)小西健司さんもロビーでお見かけしました。CGじゃないですよ。
 
●今回のインタラクティブ・ライブのストーリーにおける、これまでに発表された「楽曲」「文章」「イベント」の連動は、いつにもまして鮮やかでした。最も、ひとつひとつの表現の中に強固な意志と意識が通底してるからこそ、こんなアクロバットが出来るのに違いないのですが、どうやったらこんな風に、違う時、違う状況、で制作されたものを、しっくりと1枚の織物のように織り上げることが出来るのか・・・お見事!としか言えない凄さでした。
色んな面で、一般的な人間の基準からは逸脱した思考回路をお持ちの方ではありますが、やっぱり、有る意味天才なんだとあらためて思いました。
 
 たとえば、自分の何十年分かの作品の中からピックアップした絵でもって、ひとつの空間を作り上げるとして、果たして私はこのヒラサワさんのように鮮やかに、古い作品に新たな意味づけを与え、まったく新しい表現として提示することが出来るのだろうか?リアルや映像でインタラクティブ・ライブを見る度に、そう思います。そして、私もいつかは自分の数十年に渡る作品でもって、回顧展ではない、「インタラ的個展」をやってみたい!という思いを強くしてしまうのです。いつかきっとやってみたい、と。さて、そのような強固な意志が、私の作品すべてに通底しているのかどうか・・・これから励みます。
 
 
 
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さて最後は、今回のライブにまつわる物品等の画像をアップして締めたいと思います。
 
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我々がバラバラにしてぶちまけたファンクラブ特典のボールペンには、赤・青・緑の3色がありましたが、私は青無しの緑2本もらいました。青よりこの緑が好きだったので。
物販で買ったタオルマフラーはきっと貴重品です。中日には売り切れていたと思うので。これ以外にもたくさんグッズがありましたが、私は買ってないので画像はありません。
 
 
で、今回のサイトづくりの中で出来た副産物を少しだけ。
自分で作ったにもかからず、見ててたいへん和みます。(笑)
 
(目と手と口を連動させて動かす作業をする気力はありませんでした・・・orz)
 
hirasawa_eye_anima
 
ひたすらキョロキョロし続ける ヒラサワA
hirasawa_hand_anima
 
ひたすら手と指をチラチラし続ける ヒラサワB

 
 
(番外編 完)
 
 
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