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[リ] リース

中津川リース
四万十川の源流の一つのほとり、中津川へ行ってきました。ホームページでおなじみの「電能中津川小学校」のルーツ。スクーリングでドライフラワーのリース造りを習ってきたのです。左の写真は私がそのときに作ったもの。緑のコケや大きな花のドライものを使っているため、ツルを編んだだけの素朴系とは違う華やかさ。今、リビングの壁にかかっています。

リースに興味を持ったのは、京都の京北町という山中で、京都の老舗登山店「らくざん」の人達とキャンプしたのが始まり。スタッフや常連さんたちが山に入って切り出してきたツルで、あっという間にすごい作品を編んでしまいました。カゴやリースが目の前でできていくのは、見ていて憧れますよ、ぜったい。

でもツルなんてなかなか手に入らないし、と思っていたら、意外にそうでもない。山の持ち主は育てている木にからみつくツルが嫌いなもの。挨拶すれば採らせてくれますよ。西宮北インター近くのフラワーショップでは丸めたツルを売ってたし。(でも、売れないみたい。そりゃ、西宮北ならツルの生えている場所はいくらでもありそうだし。試しに買ったら店の人に「通ですねエ」と言われてしまった。売ってる人が言うぐらいだから、めったに売れないんだろうなア)。

最近お気に入りの「とちわら子供自然体験キャンプ場」の山にも、秋にはツルがびっしりできるとか。オーナーの朝倉さんによると「リース造りの人がどっさり切ってくれる」とか。それにしても、こうやってアウトドアっぽい趣味を持ち、ホームページをやってきて、仲間が少しずつ増えてきました。うれしいですよね。友達の町をずっとキャンプして回って1年過ごせるぐらいになりたいものです。

では、作り方をご紹介しましょう。

<素朴系リースの作り方>

1)柔らかくするため、ツルは前の日から水につけておきます。
2)まず太いめのツルで基本の形を丸めます。完全な丸にしようとするより、無理なく、ツルの形を生かすこと。枝分かれしてたりコブがあったり、そういうのをいい場所に持って来るのが工夫のしどころです。
3)細いめのツルで形を整えたり、部屋につるすなら造花に使う細いワイヤーをつけたりして、大枠の形はでき上がり。
4)お好みで、季節感のある枝や葉やオーナメントをつけたりします。中津川で教えていただいた先生はさすがに、ホットボンドでドライ素材をつけておられました。

トイザラスなんかで11月ごろ、クリスマスツリー用のオーナメントが並んでいるのを見ると、とても作りたくなります。さっそく山にいってツルを切りだし、クリスマスの用意ができました、なんて暮らしができたらいいと思います。



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