SILVA COMPASS

[シ] シルバコンパス
シルバーコンパスではありません。シルバとは、北欧の言葉で「森」を意味する言葉だとか。日本ではオリエンテーリングという遊び(というか競技)はなかなか定着しませんが、実用でなくても山歩きには持っていって、地図と風景を照らし合わせるクセをつけたいもの。そうすればきっといつか山に詳しくなれます。

子供たちにもそれぞれの地図ケースとシルバコンパスを持たせたいと思っています。自分の場所を自分で確認できることが、自然を志向する人間の最低限のノウハウだと思うから。

コンパスだけを使って、地図を作る遊びもあります。コンパスとノートを持って、「まず北に100歩行くとお地蔵様、そこから道が北北東何度と北西何度に分かれていて...」ということを、うねうね歩きながら記録していくのです。あんまり細かくやると疲れるだけで、まあ伊能忠敬じゃないですから、地形を大づかみにするぐらいのつもりで。行けた場所の地図が手元にできて、最後に行けなかった場所に「未踏」と書き込めば大探険気分です。

ただし、本当に迷子になっちゃったら大変だから、子供だけでやるときは見通しのいい場所から始めましょう。



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