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『Lotusを育てよう! Part4』
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『Lotusのツボ』が、またしても帰って参りました!!
(2008年6月24日)

(*^▽^*)ちょっと(かなり)出遅れましたが、今年もやります、『Lotusのツボ4』。
去年は2毛作したにもかかわらず、結局全てのロータスさんが死に絶え、なにがなんだか!
・・・で、そこから得た教訓。

『手を掛けすぎ、気に掛けすぎると、植物は育たない』

だって、もう、なんで育たないかっていう理由が分からないんだもん!
だからこのPart4では、できるだけ気に掛けない。放っておく。をキャッチフレーズに、「さあ、必要なご飯と寝床は用意してあるから、あと好きなように繁ってちょうだい。じゃあね。」てな感じで、出来る限り放置してみたいと思います。写真を撮っての更新も、あまりしないようにして。
(え?じゃあわざわざこんなページ作る必要もな・・(`´)ノ☆(((*;・)あ、イタ!ゴメンナサイ!!)
何のことかちっとも話が見えない方は、上の方にある『Lotusのツボ Part1〜3.5』を全部見るがよろし。私の3年間の血と汗と涙の記録であります。
では、今年も参ります!

(じぇい)


お知らせ (2008年12月31日)

『Lotusのツボ Part4』に永らくお付き合いいただきまして、ありがとうございました。
2008年6月より始めました『Lotusのツボ Part4』ですが、生きてるのか死んでるのかわからない2バケツを残し、あと全滅という例年どおりの結果に終わりました。
例によって原因はわかりません。期待をかけすぎないようにという『スピリチュアル作戦』も功を奏さず、残された手を思案する次第です。
もうこうなったら、もっとすごいひどいことをするしかないのか!?
それはまた来年のお話!
この続きは『Lotusのツボ Part5』で!
それではみなさん、さようなら〜(^o^)/~~~

(じぇい)

◆ 栽培主紹介 ◆
懲りない人(じぇい)

ここ「Jのツボ」の管理人。
ロータス栽培挑戦4年目。
専門家をして『なんでこれで育たないのかがわからない!』とまで言わしめた、『ロータス・キラー』。
今まで、世話を焼きすぎ期待をかけすぎたため、ロータスさんが重荷に耐えきれなかったのでは?とのスピリチュアルな憶測から、今回は『ほぼ放置』を目標に、できるだけ世話をしないように頑張ります!
世間の植物栽培愛好家に背を向けて、奇策に打って出た、捨て身の双子座O型。
手にした蓮は百発百中すべて枯らせる。
誰もが認める恐怖の『ロータス・キラー』とは俺のことだ!

(日記は不定期更新です。新しいものから順に表示します。)

2008年12月31日(水)

今期最終更新です


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HPのURLが変わるということで、『Lotusのツボ』もしばらく放置でしたが、もうとっくにロータスさんの季節は終了しているにつき、最終のまとめをさせていただきたく、参上いたしました。遅ればせながら。
 
上の写真をご覧ください。
今期芽が出てかろうじて育ったのは4バケツでしたが、最終的に残ったのは2バケツでした。
しかし、今現在も根っこが生きているという確証は無く・・・(x_x)
葉っぱの枯れ方を見ていても、この2バケツが生きているとは言い難い状態。それでも、万が一生きていた場合、この寒空に外に放って置いて凍りでもしたら、それこそ本当に死んでしまうので、物置に避難。
 
今期のロータスさんの状態は、また今までに無い感じでした。
種からの発芽は順調。
その後の発育は一進一退を繰り返し。
残った2バケツも、枯れはしないが立ち葉も出ないという・・・
さて何が悪かったのか?
わからん。
できるだけ構わないようにして、世話もしなかったんだけど。
 
もうホントにわからないので、来年はよりいっそう、いい加減にやってやろうと思っています。
土も乾かさないで、グズグズのまま新芽を植えつけてやろうかとか。
自然で生きてるロータスさんは、その状態で生きてるんだからね。
案外、劣悪環境の方が生き残ったりして。
 
 
 
で、ロータスさんが育たないからってワケでもないんですが、沖縄のパイナップルパークで買ってきた『姫パイン』を植え付けしてみた。
これは土と鉢とミニパインの実がセットになっていて、植え付けたあとは、2週間に一度水をやり、年に2回肥料をやり、日当たりのよい場所に置いておくだけ。
万が一(笑)育ったとしても、実は食べられない、観賞用です。実がなるのは1〜2年後とのこと。それまで生きていてくれたらねえ・・・
ちなみに、このパインちゃんの栽培記録は特につけない予定です。
植物殺しの私の呪いに負けず、がんばれ!『姫パイン』ちゃん!!(^_^;)

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それでは!
『Lotusのツボ Part4』これにて終了とさせていただきまする。
どちらさまもお元気で、また来年『Lotusのツボ Part5』でお会いしましょう!
ばははーい(^_^)/~~~
2008年9月11日(木)

まだまだ生きております


080911lotus_2

こっち元気な方。
前回の写真と比べても、さらに元気そうですね。
数日前に、肥料(=水生植物の肥料/花ごころ社製(チッソ6:リン4:カリ3))5粒与えてみました。これまた悪くないようです。よかった。
このまま年内出来るだけ長く、葉っぱ出しながら生きて欲しいものですが。
さて。


080911lotus_1

こっち元気無い方。
こっちにも肥料5粒与えてみました。
葉っぱの出方が・・悪くなってますね。
でも、ちょろちょろと新芽は出続けているのです。
これまた低空飛行でも長く生きて、来年に繋げていって欲しいものです。


まだまだ昼間は日差しが強く、バケツの水はお湯になっております。
気温が高いうちは、このままなんとか行きそう。

というわけで、今回はこれにて。

2008年8月27日(水)

どっこい生きてるんです!


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残った2バケツ。
なんとか生きながらえております。
今年は1バケツにつき2株植えつけをしたので、今生きてるのは各バケツ1株ずつと思われます。


080827lotus_2

こっちは元気な方。
枯れた株の葉が朽ちてしまったので、前回よりもすっきりして見えますね。
調子も前よりは悪くない感じでしょ?


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もう一個の弱々しい方。
こんな風に、新芽がチョロチョロ出てきては、葉が育ちきらずに枯れていく・・・をくり返しています。
もちろん立ち葉は出ません。


前回写真を撮ってから、「今年はこのまま枯れていくんじゃないか???」と思って様子を見てたんですけど、どうもそういう気配も無いし、水に繁殖してた藻が減っていて栄養過多な感じが無かったので、「ここはひとつ栄養補給をしてやったら元気が出るのでは?」と思い、植え付け以来初めて、控えめに肥料(=水生植物の肥料/花ごころ社製(チッソ6:リン4:カリ3))4粒ずつ与えてみました。
そしたら悪くなかったようで、今まだ現状維持って感じで生きてくれてます。

それで、ですね!
ちょっと思ったんですが、浮き葉も大きくならず、立ち葉も出ず、もちろん花も咲かず、しかし枯れることもなく・・・この人たちは、この状態で一体何をやってるのか?
葉を出すエネルギーを温存しながら、『土の中で蓮根作ってる』ってことは、無いでしょうかね!?無い?無いかなあ・・・(*‥*)
実生栽培初年度は、葉はものすごく茂ったのに、結局翌年の春出来てた蓮根は鉛筆くらいの細いもの。葉を茂らすのに養分使いすぎた感じでした。だったら・・・
私の悲しい妄想でしょうか・・・(/_;)


あと、ムカついたことがひとつ。

いつかやられるだろうと思ってたけど、ついにやられた。
うちの親は夏場の夕方毎日のように、つまみをお供に庭の縁台でビール飲んでるんですが、枝豆の皮と食べさしの実が、ロータスさんのバケツに捨ててありました。もちろん、生きてる方に。
>*0*<キャアアッ
なにをするんねん!やめろ!やめろ!やめてくれえええええーーーーー!!!!!
でも私居候なんで、何も言えない(/_;)

まあ、枯れてダメもとなんで、引き続きこのまま様子を見ます。

2008年8月16日(土)

オマエはすでに死んでいる

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左端と真ん中下は、もうお亡くなりになっていますね。
合掌(-人-)

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これが真ん中の上。今一番元気なバケツ。
それでもこんな息も絶え絶えな状態。
出てきた葉は、さして成長もせず、かと言って完全に枯れもせず、もちろん立ち葉は出ず、でも新しい芽は細々と出てきていたりして・・・
うーん。謎だ。

まあ、このまま様子を見ます。

2008年8月7日(木)

うううーむ・・・

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東京行ってる間に、さらに混迷の度合いは深く・・・

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知らぬ間に立ち葉が出て、知らぬ間に枯れていった、と。

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でも、こんな風に元気な葉も中にはある。

まあ、全体的には、益々枯れが進んできたというところ。
とりあえず、どこまで行くのか見守ることにします。
課題は、「栄養過多」のような気がしてきたなあ。

多分そう。でもその検証は、また来年の話なのだった。

2008年7月26日(土)

去年の再現が始まった!?

080726lotus_1

これが本日の様子です。不穏であります。

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開きかけた葉が途中で枯れ始め・・・

080726lotus_2

開く前の葉すら、立ち枯れる。

明らかに終焉を迎えつつある今年のロータスさん。
去年の再現フィルムのようであります。
ダメだこりゃーーーー!!!(/_;)

とりあえず、みずの森に行ってきました。
『蓮と梅花藻』ご覧下さい。

2008年7月20日(日)

微妙だが、ナントカ現状は保っている・・・

080720lotus

これが今の状態。
新しい芽はちょろちょろ出てきてはいるけれども、爆発的な成長は無く、どーも元気がない、勢いが無い。梅雨も明けたっていうのにねえ。
先に開いた葉っぱも成長が遅いし、色も悪い。
端っこがチリチリと枯れてるのもある。
水栽培してたのは、奇形で葉がうまく開かない1個だけ処分して、あとはバケツとボールに植え付けました。

昨日取り除いたので今日はそうでもないけれど、水の中では藻がわんさか育っていて、ちょい「海苔の養殖」状態が出現中。
土に色々栄養混ぜすぎた?と思ったり・・・そういえば、半分は去年の土の再利用だから、去年入れた肥料分もまだ残っていたりするかもだな。

右端の白いボールのは、水栽培の時点ですでに不調だった株。
左の3つに比べてやはり調子悪い。多分このボールの分は遅かれ早かれ枯れるでしょう。
(キミ達、栽培主にこんなこと言われて悔しかったら、意地でも生き残ることだな!)

さて、明日(7/21)は恒例『みずの森』への撮影旅行であります。みずの森のHPによると、今7分咲きとか。可愛い蕾に会えるかなー。蓮おぢさんにも会って、去年の2期目の栽培の惨劇と、今年の遅い歩みについて、報告してこなくてはー。
毎回セットで訪問してる琵琶湖博物館の淡水水族園と妙蓮公園、今年はどうしよう。
醒ヶ井の梅花藻(ばいかも)も、久しぶりに見たい気もするので、それは明日の体力と気分次第ということで。 でも、蓮に梅花藻、どっちも見た目涼やかで超爽やかなのに、現場は炎天下で灼熱地獄であることは同じなんだけど。
それよりも、明日は日帰りなので、「5時前起き」が出来るか否かに、明日のすべてがかかっている。

起きられなかったらどうしよう・・・

というわけで、この続きはまた次回!

2008年7月13日(日)

どんどん育っております

本当は、前回からちょうど1週間後の今度の火曜か水曜に、植え替えをしようと思っていたのですが、ロータスさんたちの成長が加速度を増してきて、根っこがニョキニョキなので、予定を早めて一部植え替えしました。


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今日植え替えしたのは、この6株です。
あと二日三日も置いたら、きっと『遊星からの物体X』になってしまうので。

ロータスさんの身になって考えてみると、これだけ根が出てきているということは、「根から栄養を吸収したーい!させてー!」と叫んでいるということですよね?(って、誰に聞いているんだ。(^_^;))
ならば、今が植え替え時ではないかと。石灰入れてまだ5日目なので、そこがちょっとどうなのかという気もするんですが・・・まあ、気にしなーい!


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こちら、居残り組4株です。
明らかに奇形なのが2株あるのと、葉は開いていても、根がまだまだ出てきていないのが2株。
がんばれよ!


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というわけで、本日のみなさんの様子。
土は、荒木田100パーセントが3バケツ(下の3つ)。荒木田+畑の土半々が1ボール(上の段の白いの1つ)。青いバケツは水栽培続行中。

さてー。これからしばらくまたハラハラしながら観察です。
あ。もちろん、ロータスさんたちに勘づかれないように、柱の影からそおおおおっと、ね!(^_^)

2008年7月9日(水)

土づくり続き

前回、7月1日からさらに約1週間たちました。土づくりの続きです。


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前回、荒木田土+草木灰+腐葉土+魚粉を混ぜたものに、さらに、
・有機石灰(カルエース)
を適当にまぜました。
土に関しては、これにて植え付け前の添加物は終了。


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そして、これが今の種の水栽培状況です。
1枚目の葉が開きつつあります。
昼間は外に置いて日光に当てております。ゴミや虫が入ったりする(ゴミや虫の死骸は種には何の危害も加えませんが、私の気の問題)ので、毎日家に入れる時に水を交換しますが、その時には必ずぬるま湯を入れることにしています。水温を上げてやると成長が早まるので。

でも、10個のうちすでに2個が脱落決定。
種にも色々あって、芽は出るけれども葉になる部分が自然に枯れて落ちてしまったり、芽は出て葉も開くんだけれども、葉が奇形で成長せずに途中で枯れたり、遺伝的に弱いものがけっこうあります。
こういうのは水栽培の段階で見極めがつくので、今のところ土への植え替えが出来そうなのは、8個。
これからさらに、個々の株の成長速度や葉の大きさ元気さが、はっきりしてくると思います。


さあ、順調にいくと、来週はいよいよ土への植え替えです!
うーん、楽しみ!(^_^)

2008年7月1日(火)

土づくり続き&発芽処理

前回、6月24日から1週間たちました。その続きです!


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前回、荒木田土+草木灰を混ぜたものに、さらに、
・腐葉土(黒いやつ)少々
・魚粉(茶色いやつ)少々
を、入れて、、、


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まぜました。


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そして、またバケツに戻して、1週間置きます。

本当は、肥料を混ぜたら3ヶ月置くとか書いてあったりするんですが、今年は出遅れたので、そんな悠長なことやってると秋になってしまう!なので、7月15日を植え付け予定日とすると、ベースになる荒木田土にまぜた後、それぞれ、

草木灰・・・3週間
腐葉土、魚粉・・・2週間
有機石灰・・・1週間

置くことになります。うーん。大丈夫か?でも今年はこれ以上無理なので、そういうことだ!


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次に、種の発芽処理。
種のお尻の殻をハサミでぱっちん!と切ってやるんですが・・・
去年どのハサミを使ってやったのか、すっかり忘れてしまい、物置にあるハサミをとりあえず全部試してみた。どれもこれもスカで、最後にこの左端を発見。これでした〜!(´・`)


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今年は10個の種をぱっちん!


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とりあえず、ぬるま湯で甘やかしております。
種を1個1個別容器に入れることはしません。弱肉強食。強い者のみ生き残っていただきます。今年のキャッチフレーズは『期待せずにほぼ放置』ですから!
さあ、頑張って芽を出してね!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

毎回思いますが、種の発芽処理作業は命がけ。
蓮の種の殻は恐ろしく硬い上に、丸いので、刃をがっちり食い込ませて、満身の力でハサミを握りきらないと、割れてくれません。
それに、割れたら殻と実がどこに飛んでいくかわからないし、空振りしたら自分の手が危ない。
これではなるほど、自然界での自発的な発芽は無いに等しいわけです。
蓮の種が「タイム・カプセル」と呼ばれる訳に納得(^_^;)


ということで、これからもう1週間後に有機石灰を混ぜる予定です。
その前に、種の発芽の様子をアップするかも。
次回をお楽しみに〜。

2008年6月24日(火)

『LotusのツボPart4』始めました!

「今年はいつになったら始まるのお〜?」と、やきもきしておられた全国1千万の『Lotusのツボ』ファンの皆様、永らくお待たせいたしました!モチロン、今年もやります。

さて、まずは今年の布陣をご紹介いたします。

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上の写真。右上から時計回りに。

・昨年使った荒木田土を天日干しし、カチカチに乾燥させたのを砕いたもの。バケツ2杯分
・みずの森オリジナル肥料(チッソ6:リン4:カリ3)
・みずの森の蓮おぢさんに去年もらったミックス蓮の種
・水生植物の肥料/花ごころ社製(チッソ6:リン4:カリ3)
・魚粉
・荒木田土(新品)
・草木灰(リン・カリ補給用)
・有機石灰少々(写真には写っておりませんが)
・腐葉土少々(写真には写っておりませんが)

以上です。

この中で今回新たに導入しようとしているのが、「水生植物の肥料/花ごころ社製」と「草木灰」。
肥料に関しては、みずの森の肥料と成分割合は同じなんですけど、目先を変えてみたら案外うまくいったりして・・?という甘い考えから導入。
草木灰(=そうもくはいorそうもくかい)は、チッソをやりすぎると栄養過多になるし、もし補充するとすれば、リンとカリかな?(毎回、根っこが元気に育たないことが、枯れる原因のような気がするので)と思ったので、初めて導入してみました。草木灰は石灰分も含むので、今回有機石灰はちょこっとだけ入れることにします。


まず本日は、古荒木田土+新荒木田土+草木灰を混ぜる作業をしました。

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材料そろえて。

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草木灰を加え、

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まぜまぜ。

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この状態で、とりあえず1週間置きます。

なぜ草木灰だけを先に混ぜて置くかというと、草木灰と、他に硫安・化成肥料・配合肥料などを同時に入れると、肥料中のアンモニアが草木灰と化学反応を起こして、アンモニアガスが発生するからだそうです。しばらくこのまま置くと、草木灰が、肥料を混ぜてもガスを発生させない状態になるのだそうです。

※ちなみに、草木灰を入れすぎた場合(リン過剰/カリ過剰)、亜鉛・鉄・マグネシウム欠乏(=リン過剰)、マグネシウム・カルシウム吸収阻害(=カリ過剰)症状が出ることがあるが、概して弊害はあまり無いとのこと。今回は、大量には入れてないので、恐らく害は無いと思うのですが。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


そして、今回の栽培開始にあたり、肥料について、初めて基本知識をおさらいいたしました。


植物に与える肥料には3大要素というのがあり、それは、
・チッソ(=葉・茎を大きく育てる)
・リン酸(=花・果実・種子を生長させる)
・カリウム(=根や茎を丈夫に育てる)
のことである。

肥料はすべて、土中の微生物が有機物を分解して「無機物化」されて初めて植物に吸収されるのであって、有機肥料を与えても、植物はすぐには吸収することができない。肥料は無機化された状態になることが必須。これがいわゆる『寝かせる』という作業の目的。
化成肥料はすでに無機化してあるため、植物に与えると即効性が期待できる。

有機肥料等の「有機」は、「動植物由来の」という意味。

蓮はアルカリ性を好む。
石灰はアルカリ性なので、土の酸性化を中和するのに有効であるが、
「苦土(=マグネシウム)石灰」は強アルカリで土中のチッソを飛ばしてしまう。石灰とマグネシウムも含む。土に混ぜたら1〜2週間は寝かせる必要がある。土壌の消毒作用は無い。
「消石灰」は強アルカリ性で土壌の消毒作用があるが、土に混ぜたら1〜2週間は寝かせる必要がある。
「有機石灰」は有機物由来の石灰で、玉子殻や貝殻を粉にしたもの。効き目はおだやか。土壌の消毒作用は無い。

蓮の用土は「土10:堆肥や腐葉土2〜3」が適当。(諸説ありますが)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



●Lotus栽培に関するこれからの予定●


7月1日頃 荒木田土に腐葉土、魚粉を加える
      蓮の種の発芽処理を行う・水栽培開始(もちろんお湯で!)

7月8日頃 荒木田土に石灰を加える

7月15日頃 蓮の植え付け

7月20日頃 毎年恒例!みずの森訪問



・・・

一言


『植物栽培とは、これすなわち、「化学」である』


今年も頑張ります!
よろしくお付き合い下さい(^_^)


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