1997,5,22掲載
テントを張ろう![5]

テントの夜の過ごし方
暗く静かな夜 怖がる子供も
心和むランタンの灯

 意外に分からないのがキャンプの夜の過ごし方である。都会と違って山の中の夜は長い。静かで暗い夜を怖がる子供も多い。

 キャンプの夜は眠るものだったように思う。翌日早朝から釣りをしたり、山頂を目指したりする目的があっったわけだから、それが当然。キャンプが目的で行くと、長くて何もすることのない夜を迎えてしまう。

 私はたいてい酔って寝てしまうが、その前の、燃え残りのたき火を見ながら友達とたわいもない話をしている時間が最高だと思う。話がとぎれがちになると、さまざまな音が聞こえてくる。これは都会では味わえない感覚だ。

 家族で出かけると、子供のための仕掛けが少し必要になる。昼間よく遊んだ日はすぐ寝てくれるが、雨上がりだったりしてあまり遊び疲れていない夜、眠れなくて怖がることがある。

 イラストで紹介したように、蛍光灯ランタンがあれば、安全にテントの中で絵本を読んでやる明かりがとれるし、細々したものを探すのに便利だ。

 タープの支柱の間にロープを通しておくだけで、照明の位置が自由に決められるようになる。

 トイレに立つとき、タープやテントの張り綱にひっかかって転んだり、倒したりしないように! 子供の目で見える高さに、張り綱に白い布を結んでおくと一応予防になる。



文:石井研二 絵:石井光

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