家族でアウトドア
歩く[1]

「ワンド」で探険気分
そろそろ本気でアウトドアにチャレンジしようと思ったら、難しいことを考えるより、身近な自然を歩くのが一番。我が家の子供たちも「お散歩」が大好きだ。行き先は「ワンド」。
大阪市バス城北公園前を下車、公園を通りこして淀川河川敷公園へ。堤防を登るとそこに見渡せるのはうっそうと生い茂った木々!
一歩踏み入ると都会の騒がしさが聞こえなくなる。大阪市内とは思えないくらい。それがワンド。野鳥や昆虫の宝庫で、イタセンパラなど貴重な魚のいる川岸では、いつも釣り人がちらほら。テニス場やサッカー場もあるけど、私たちは、よくブラブラ散歩しに行く。
6歳の長男は釣竿を持って行くけど、釣れない。だから彼も「魚釣り」と呼ばず、お散歩と呼ぶようだ。川岸からワンドの島になっているところへ渡り、釣り人の作ったケモノ道をたどって奥へ奥へ。子供たちとちょっと探検気分。
ここでは長靴を履いておきたい。虫や花を見つけて喜んでいる子供たちのそばで、わたしは最近お気に入りのカメラで水面や草木をアップで撮ったりする。
この間は、ワンドが一望できる菅原城北大橋の上から何枚も写真を撮って、帰ってからパノラマにつないでみたら、なかなかいい感じ。これはおすすめ。橋のたもとにきれいなトイレがあるので、子供連れならその辺りから歩き始めるといいかも。
1998,1,7
(イラストと文 石井光)
これからしばらく、子供たちと一緒に「歩く」方法をご紹介していきます。