家族でアウトドア

海辺の遊び[1]

箱メガネと仕掛け

磯は小さな水族館

いよいよ8月。やはり海がうれしい季節。同じ海でも人の多い海水浴場でイモの子を洗うより、岩場へ行って磯の生き物に合ってみよう。引き潮に現れる、磯のくぼみに残された水たまり、タイドプールは不思議な小さな水族館。

近づいて、まずじっくり眺めてみよう。岩だけだと思ったところに、実はいろいろな生物が見えてくる。驚かせるとすぐ隠れてしまうので、自然のままの状態でそっと待とう。魚が泳いだり、イソギンチャクがゆらゆらしている様子がうかがえる。

岩のすき間にはイソハゼやイソスジエビが、石を裏返すと(後で元に戻そう)貝やヒトデがはりついている。隠れていたカニや小魚が慌てて逃げ出したり。海草の中にもカニやイソエビが隠れているのであみですくってみよう。

海中をのぞく箱めがねがあれば、海底が手にとるように見ることができる。広口の空き缶にラップをテープで止めて、子供と簡単手作りもいい。あまり深いと危ないので、ひざくらいのところで観察しよう。

売っているエサや、ソーセージを細かく切ったものを少し放り込んでみると、小魚が集まってくる。釣り糸に付けて釣るとおもしろそう。

けがをしやすい素足やゴム草履でなく、丈夫な靴底の運動靴で。手には軍手。熱心に海水をのぞき込んでいると背中や首がまっ赤に焼けてしまうので、つば広の帽子をかぶっておこう。

毒トゲのあるものや、噛まれると危険なものも。図鑑と救急セットは忘れず持っていこう。台風にも注意を。

1998,8,5

(イラストと文 石井光)

干潮の時間
満月か新月の前後は大潮といって、干潮のとき波が大きく引く。1年分の時間が載った「潮時表」が釣具店で手に入る。干潮の2時間前ぐらいに現地へ着くように計画しよう。観測できる時間はおよそ3時間。

> つぎは、海辺の遊び[2]

いしいペンギンず
産経新聞の関西版夕刊に連載していたコラムを紹介しています。(Ishii)


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