やってみようアウトドア

キャンプで食べよう[4]

焚き火でパンを焼く

ふっくらパンに挑戦

キャンプで、単なる鉄ナベでパンを焼いてみた。ナベ物に最高の、木のふたがついた厚手の和風ナベ。一生懸命こねた生地を入れて、焚き火にかけたら失敗だった。

底は黒焦げ、上は生地のまま。真ん中だけがふっくらとパンになった。オーブンというのは、全体を熱で包まなければだめなのだ。

焼きたてのパンのにおいには、たまらない魅力がある。まず、細かいことにこだわらないこと。完璧さを求めてはいけない。イーストだって、用意した湯の温度がどんどん下がるから、安定して発酵しない。それでも焼きあがるとなかなかいいパンになるのだ。

あとはナベを包む、十分な火を準備すること。ナベのふたを裏返して積み上げる。先日紹介したダッチオーブンというナベなら、炭を積めるように、ふたに工夫が施されていて便利。約15分、おしゃべりしているうちに、もう焼きあがる。

中に入れるものやトッピングを各種用意すると、子供たちと一緒に楽しめる。動物の形に挑戦してみるのもいい。ふくらんだ時にいい形になるように想像しながら形を作る。

粉をこねる場所としては、アウトドア用の折りたたみテーブルはこころもとない。壊してしまいそうで、力が十分入れられないのだ。大型のクーラーボックスがあれば、バーベキュー鉄板を乗せてこねると力を加えやすい。

1997,11,20

文:石井研二 絵:石井光

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いしいペンギンず
産経新聞の関西版夕刊に連載していたコラムを紹介しています。(Ishii)


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