家族でアウトドア
歩く[11]

素敵な思い出を形に…
今は、カメラやビデオも軽くコンパクト。ハイキングなどでは、ぜひ上手に使って楽しい思い出を持ち帰りましょう。
頂上で家族そろって記念写真、だけではありきたり。記録を残すつもりで撮っていきます。まず、家を出発するところ、交通機関、歩き初め、休憩中。あまりポーズをとらないで、自然な表情を。道標や橋、大きな木などのポイントをおさえていくように。
カメラのアングルは子どもに合わせて低め。風景あり、草花のアップありと、いろんな距離で撮ってみましょう。子どもにもシャッターを押してもらうと楽しいですよね。
予備のフィルムと電池類を忘れずに。フィルムは一回の山行きで使いきり、少し余っていてもすぐ現像に出すようにします。記憶に新しいうちの方が、楽しく整理できます。
ビデオは、あとで編集するのは難しいので、新しいテープで順を追って撮影します。ゆっくり動かして、ズームもあまり使い過ぎない方がいいです。予備のバッテリーも用意して。タイトルを入れる機能のあるものは活用しましょう。面倒なら、紙に書いたものを出発する前に写すといいですね。
帰ったら思い出作りです。アルバムには、自分なりに工夫して、メモや電車の切符なども入れておきましょう。楽しくレイアウトして、思いだしながら家族でワイワイ作ると、会話も弾みます。
写真を丸く切ったり、人物や花を切り抜いたりしてもいいかも。子どもたちの絵日記を添えて張っていけば、すてきな思い出が形になりますね。
1998,3,25
(イラストと文 石井光)
マナーを守って
記念にと、おみやげ気分で岩や植物を持ち帰らないこと。そろそろお花見の季節、くれぐれも桜の枝を折ったりしないで!