アウトドアへの招待

マウンテンバイク[2]

おじさんとマウンテンバイク

自分でしっかり整備

前回「街乗りにも性能を発揮するMTB」と書いた。が、この季節、心地良い緑の中を走りたいものだ。

CMに登場するような急斜面を乗りこなすのは大変だが、手軽にそんな壮快感が味わえる場所を紹介しよう。MTBの全国大会が開かれる本格フィールドだ。

例えば、冬場スキー場としてにぎわう伊吹山の「伊吹高原キャンプ場」。(tel.0749-58-0303)。キャンプ場に隣接するゲレンデは、夏は登山道として親しまれている。その中に全長1.5キロ、高低差62メートルものMTBコースが設定されているのだ。

今年の全国大会は、7月29日に前夜祭、30日に本戦が行われる。28日あたりなら、事前に伊吹入りしている出場選手たちの生の走りに出会えるかもしれない。

ところで、このコースへはゴンドラに乗って登る。大きな自転車を抱えて、乗れるのだろうか?

MTBの車軸には「クイックレリーズ」というレバーがある。これをゆるめれば車輪が簡単にはずれるから、ゴンドラに乗るときに両輪をはずすわけだ。

上に着いたら、走行中にはずれないようにきっちりとレリーズを締めておく。よく車輪をはずしたMTBを車の屋根に積んでいるのを見かけるが、それもこうした着脱によるもの。

MTBがシティサイクルとは違うのは、こんな部分だ。手入れせずに乗り続けたり、パンクしたら自転車屋さんに持っていく、というわけにはいかない。

山で乗るのだから、はずれたチェーンをはめたり、パンクしたチューブを交換したりできること。愛車の状態を知り、手入れし、隅々まで自分でコントロールすることが大切だ。それができたとき、MTBは足の一部となり、自然の中の自由を実感させてくれる仲間となる。

1995,5,18

文:石井研二 絵:石井光

> つぎは、マウンテンバイク[3]

いしいペンギンず
産経新聞の関西版夕刊に連載していたコラムを紹介しています。(Ishii)


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