1997,5,15掲載
テントを張ろう![4]

テントのメンテナンス

余裕の撤収が片付けのコツ

 たいていのアウトドア好きお父さん同様、私はズボラである。出かける前夜には張り切るが、片付けるのがヘタである。その結果、次に出かけるのが大変になる。反省。今週も行くぞ、という段になって、テントのペグが足りないとか、寝袋がしっけてにおうとかいうことになる。

 大切なのは現場でメンテナンスすること。帰って片付けるなんてできっこない。汚れたテントを狭いベランダで広げるだけで大変だ。

 ドーム型テントならその場でひっくり返して底を乾かし、泥を落とすこともできる。ロープを張って干してしまえばOK。

 コツは、帰るギリギリに撤収するのでなく、先にテントを片付けること。干している間に昼食をとり、遊んでいればいいのだ。

 余裕をもって撤収すれば、夕暮れにペグを見失ったり、焦ってテントの布を傷つけたりしなくて済む。

 固く打ち込んだペグはロープを輪にして抜く。その輪でペグを束ねておけばいい。ペグを見失ったままで帰らないようにしたい。

 イラストのチューブは、「シームシーリングワックス」。テントの縫い目から水が染み込むのを防ぐ防水剤だ。アメリカのキャンプ入門ビデオでは、設営の仕上げにこれを塗る習慣をつければ楽である、と教えていた。やっぱり向こうの人もメンテはズボラなものらしい。



文:石井研二 絵:石井光

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