家族でアウトドア
歩く[5]

計画は余裕を持たせて
夏ごろ訪れたことがあっても、冬から春先に行くと日没が早く、行動時間は短くなります。スケジュールを組むとき、余裕を持たせるようにしましょう。
観光パンフレットや時刻表をうまく使って、現地までの電車やバスの乗り換えをスムーズにしたいもの。寒いホームで長い間待たされたり、子供が走り回って危ない、ということは避けたいですね。疲れないように、電車は座れるように工夫して、座席指定をとったり込む時間を避けたり。
当日は朝、子供たちをワーワー起こして準備バタバタ。あれ入れた? これ持った? バスに遅れる…、絶対忘れ物してそうですよね。わが家でも、おはしを忘れて小枝で食べたことがありました。
家族それぞれの荷物のリストを作っておくと、何日か前から準備できて楽だし、何が足りないかすぐ確認できます。子供たちもリストを見ながら、自分で荷物を用意できれば、必要なときに、テキパキ荷物の出し入れができます。
早めに計画を済ませておけば、前の日ゆっくり眠れるし、当日はゆったりと楽しめるのです。
現地でちょっと遊び過ぎたりすると、帰りの時間は予定と異なってきます。この電車に乗るつもりなのに…、と無理な行動をしないように、数本後まで遅らせたダイヤを確認しておけば、安心。
1998,2,4
(イラストと文 石井光)
タクシーも使いよう
バス停よりもいい場所からスタートできる。現地に詳しいので、いろんな話が聞けそう。帰りの時間に焦らなくてもいい。電話で呼べたりできるようあらかじめ調べておこう。