歩く[10]

上手な休憩でリフレッシュ
先週末、山歩きに行きました。神社の階段がなかなかしんどかったのですが、階段が百八段あって、なんか納得してしまいました。やっぱり山歩きに休憩は大切です。
今回はハイキングでの上手な休憩のとり方。
歩き始めは、体が運動についていけない状態。短いと思っても15分ぐらいで休憩をとるようにします。深呼吸をして、上着の調整や靴ひもの点検なども忘れないで。
30分歩いて10分休憩。大体このペースで続ければ、体への負担も少なくて済むでしょう。時間は子どもたちの様子を見ながら調節して。次の歩き出しがつらくなるので、長く休みすぎないように。
上り坂が続くようなところでは、無理に時間通りでなく小刻みに休憩をとり、時間も短めに。息を整える程度に。
場所は、少し広くて腰を下ろせるところ。夏は日陰で涼しく、冬は風の吹きつけない日向に。道端で座るときは、他の登山者のじゃまにならないよう道をあけて。
汗をふき、適量の水分をとります。がぶ飲みは禁物。ばてる原因になります。肩をまわしたり、疲れた足をマッサージして、リラックス。汗をかかないよう服を調整するのも大事なポイント。少し疲れたら、熱い紅茶を飲んだり、アメをなめたり。コースの確認などもしておきます。
休憩からの歩き始めは、少し体がだるいかも知れませんが、すぐ調子が戻ってきます。休憩時間は体だけでなく、気分もリフレッシュしたいもの。景色や草花をみたり、写真を撮ったり、子どもたちにたくさん話しかけてあげたいですね。頂上での休憩はたっぷりとって、昼食を楽しんでください。
1998,3,18
(イラストと文 石井光)
靴ずれ防止に
靴ひもを締め直すとき、靴下が靴の中でたるんでいないかチェック。今から上りならややゆるめに、下りが多ければかかとをしっかりつけてからきつめに締めると、先に余裕ができ足を傷めなくてすみます。