1998,05,27掲載
キャンプへ行こう[2]

自然の中の子どもたち

地域や自然に親しんで

 そろそろ夏のキャンプの予約をするシーズンです。初心者のファミリーには、どのキャンプ場にすればいいか迷うところ。子供が小さいから設備の整ったところとか、でもテントがすしづめのオートキャンプ場はごめんだとか、いろいろあると思います。

 雑誌で紹介されている有名なキャンプ場を、いかにも混みそうな時期に予約するのはどうかと思いますね。いきなり、車も人も混んでいるところへ行くと、それだけでげんなりしてしまいます。

 まず選ぶなら、近くからにしましょう。車なら2時間までにして。子供にはそれぐらいが限度かも。

 トイレや炊事場の情報も大事でしょうが、キャンプ場のスペックだけで選ばないで。キャンプ場へは、出かけて行くのではなく、その土地、地域へ行くという感覚が大切です。この川が好きとか、温泉がいいとか。ただバーベキューをするのでも、近くの店で買ってきたその土地のものがあると、気分が違います。

 雑誌では紹介されていないキャンプ場もたくさんあります。行きたい方面が決まったら、その町村の役場へ直接電話で聞いてみましょう。混んでいない良いキャンプ場を教えてくれるはず。かたく考えないで、気軽にいろいろ相談してしまいましょう。

 一度オフシーズンに行ってみるのも大切と思います。空いているときに行って、その土地に慣れておくだけで、ノウハウができてきます。

 気に入ったキャンプ場には年何回も行きたい。四季折々の川や山の様子を見て、その土地の季節の食べ物など味わえたら、言うことなしですよね。第2のふるさとになったみたいです。



(イラストと文 石井光)

帰り道に見えてくる
行き道は気もせいていますが、帰りでは余裕が。「あ、ここにもキャンプ場あるぞ」とか、「良さそうなお店が」とか、「ここから河原に降りられる」など、また来たくなる材料がたくさん。